2006年07月10日

イアン・ダンバー博士の東京セミナー

今日は判る人がわかればよい話
(誰に向かって書いているとかは聞かないでね)


約半年ぶりにイアン・ダンバー博士のセミナーに行ってきた。
ダンバー博士のトレーニング理論はかなり進化していたように思う。
そして、博士の着眼点に敬服。

通常、コマンドは1度で従うようにトレーニングを行う。
1度で従わなければ、私の場合、二度目は強く厳しくコマンドしそれはP+に作用する。
R+中心のトレーニングで、この部分がいつも引っかかっていた所だ。
その為、二度で従わない場合、プロンプトで(視符を使用する等)
その動作を行うよう促していた。
その方法が間違っているわけではないとは思うが、何度もコマンドする事は
きちんとコマンドを理解しているはずの犬には行わずに来た。
また、罰を与えた後に優しくプロンプトによって従わせるのにも
矛盾を少々感じていた。

私がいままで勘違いしていた部分は下記のとおり


セミナー受講前

何度となく続けてコマンドする事は、犬は「何度目かに従えばいいや」
と学習してしまうのでよくない。

R-のトレーニング方法は、犬に与えるストレスが大きい為、
なるべくなら使用すべきではない。


セミナー受講後

R-の効果を得る為には長時間のP+が必要。
長時間のP+とは、「コマンドを言いつづける」ことも相当する。(コマンドの仕方にも注意)
なぜなら、従ったときにそのP+(発しつづけられているコマンド)はSTOPするのだから
R-として犬は学習する


考えてみたら使っている場面は多々あった。
たとえば、咥えて放さない物を放させる為の「OFF」が良い例だ。
この場合、犬が自然に口を開けるまでコマンドし続けていた。
無理やり奪う事はせず、コマンドし続け、放したらまた返してやったり報酬を与える。
しかしこれがR-に作用していると応用が利かずにいた。

P-も犬に与えるストレスは大きいものである。
それよりもブリッジ(と言う表現は博士はされていなかったが)を使用して、
犬に早く学習させた方が良い。





今回のセミナーで大きく変わったと思ったのがダンバー博士がブリッジを使用していた事だ。

私がブリッジを取り入れるようになったきっかけのサイト

    Syn Alia Training Systems

JAHA系のトレーナーはNRMを好んで使用するが、
ブリッジを使う人には、私はあまりお目にかかったことがない。
自分で試行錯誤してきたトレーニング方法にブリッジを取り入れたのは昨年10月。
効果は絶大だ。その効果を受講者に実感させる為、
プレイバウのサークルで行っている「犬の身になってみろゲーム」
よく似たものが取り入れられていた。
自分がやってきたことが間違いではなかったとの確認と自信に繋がった。

東京セミナーは水曜まで行われる。
私が申し込んだのは火曜まで。全て申し込んでおけばよかったと後悔の嵐である。
それだけ、得るものが大きい、毎年恒例の私自身の訓練方法のチェックポイントだ。

ニックネーム ちはりん at 04:35| Comment(1) | TrackBack(0) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

動物愛護ってなんだ?

私は自分の家族である犬達に、本来持って生まれた本能(習性)のまま生きて欲しいと願う。
社会、自衛、逃走、運動、栄養、繁殖、に大きく分類されるが、要するに
走る、飛ぶ、吠える、嗅ぐ、追う、捕らえる、齧る、遊ぶ、食べる、眠る、守る、においを付ける、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・書き出したらきりがない。
人とは違う。本能も習性も。だから望むものも違う。



人と共存しながらその本能や習性のまま、欲求を満たしてやるには
トレーニングは必要不可欠だ。だから私は多くの事を犬達に教える。
犬にアレコレ教えるのは可哀想、芸なんか出来なくて結構!そういう人たちの
何人が、本来の犬の欲求を満たし、「好きなように」生きさせてやっているのだろう。
散歩に一日3回行っているからOK?
ドッグランで自由に走らせてやっているからOK?
無添加の良い食事を与えているからOK?



仕事のない犬は不幸だ。
何をしたらよいのか判らない犬も不幸だ。
「怖いものだらけ」の犬は不幸だ。
「思いっきり」を知らない犬は不幸だ。



人が吠えるように創った犬に吠えるなと言う。
人が獲物を追うように創った犬に横についてゆっくり歩けと言う。
人が警戒心を強く創った犬にフレンドリーになって欲しいと願う。



そう願う人たちは、他の方法で犬の欲求を満たしてやっているのだろうか?



犬は犬だ。
泥んこになり、嗅ぎ、吠え、走り、一頭(ひとり)では生きられない。



それでも人に従順で、ルールを教えれば忠実に守ろうと努力する。
人間よ!怠慢になるな!
犬はあなたたちの何十倍も試行錯誤し、努力し、耐えている。



本当の動物愛護ってなんだ?




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上画像をクリックするとサークルのホームページに飛びます。

ニックネーム ちはりん at 04:21| Comment(5) | TrackBack(0) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

やっと休み〜〜〜!!

随分長い事、また休んでしまったものです。
サークルのホームページの作成に結構てこずっているちはりんでございます。
4パピたちは、あいかわらず元気に飛び回っております。
なんだか書く事がたまりすぎて、なにから書いてよいのやら・・・。

まず、車車(RV)を買い替えましたるんるん
大分前の記事でオカマ掘られて逃げられたーーって書いたんですが
なんと、その当て逃げ犯、捕まりましてね、いやぁめでたい!わーい(嬉しい顔)
捕まってくれるなら人身事故にしとけばよかった・・なぁんて欲かいちゃったり^^たらーっ(汗)
でも、そのおかげで、買い替えが出来たようなものだから由とします。
セダンでは4パピの移動には問題ないのですが、ジャックや、相性の悪い犬の搬送には
結構困ってしまって、その度に息子の軽の1BOXを借りておりましたが、
もう借りないで済みます〜〜〜〜♪(ちなみに古いセレナを買いました)

そしてサークルの方はスタッフも決まり順調に第二回ドギーパーティも終了。


ドギーパーティの様子はこちら↓


                    ぴかぴか(新しい)SPECIAL THANKS ポセ父さんぴかぴか(新しい)


次回は北海道在住のトリミングな気分でお馴染みののらのらさんに講師をお願いしています。
のらのらさんは、ショップのトリマー、動物病院のトリマー、
北海道のトリミングスクールの講師等を努め、その後、独立し、
現在はフリーの出張トリミングを中心に活動しています。
全国のプロトリマー向けの講習会等、日本のトリマーのレベルアップにも意欲的に取り組んでおり
プレイバウの北海道支部長でもあります。
愛犬のお手入れ・・・トリマーさん任せですか?それともご自分で?
のらのらさんの講義を受けると、今までの間違ったお手入れの仕方にあちゃちゃちゃ〜となり、
仕上がりの違い、ワンコの心地よさそうな表情にオオーw(*゜o゜*)wとなりますよ!!
是非、参加して体験してみてくださいね!!!

詳細はこちらから右Play Bow ホームページ
イベント⇒次回のイベントを参照してくださいね♪


さて、我が家は明日は1大イベントがあります♪
実は、今年に入ってまだ一度も自分だけ(愛犬だけ)のために使える休みがありません。
明日の日曜は今年初のお休みだーーーーーーーexclamation×2   



相変わらずのひょうきん息子
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ニックネーム ちはりん at 07:53| Comment(2) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

記事の更新

預かり日記、サークルホームページ、本業と
一日にパソコンの前に座っていられる時間は決まっているのに
仕事がどんどん増えてしまって、このブログの更新がままなりません。
預かり日記と合併しようかなぁ・・なんて考えてます。
でも、沢山の方達にリンクして頂いているしなぁ・・。

そんな中、私と同じように忙しいのに、サークルのCMを作ってくれた
嬉しい仲間がいます。
次回のサークルのイベントは4月30日ドギーパーティ。もう明日が申込締切です!!
ゲスト参加も募っているので、もし良かったら遊びに来てくださいな♪




ぴかぴか(新しい)Special Thanksぴかぴか(新しい) ポセ父さん


サークルのホームページはこちらをクリック右 s_bn2.gif
ニックネーム ちはりん at 08:30| Comment(4) | TrackBack(3) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

【Play Bow】発足!

犬(足)ドギーサークル犬(足)
playbow.gif

               本格スタートしましたるんるん


久々の更新です。
預かり(保護)犬の更生トレーニング、お見合い、
お届け&トライアルスタートなどで忙しかった他に
新たに沢山の方のご協力の下、スタートさせたサークルの
発足パーティの準備に追われ、なかなか更新できませんでした。




お許しを!!あせあせ(飛び散る汗)




このブログを始めてから沢山の方々との出会いがありました。
そして様々な事を知りました。
特に華ママとの出会いは私の犬に携わる人生において大きなターニングポイントとなりました。
正直言うと、ブログを始めた当初は自分の犬さえ幸せならそれで良かった。
でも、ふと、周りに目を向けてみると、いかに「犬」という生き物を知らない方々が多いか・・。
それでも、愛している気持ちは変わらない。10愛しても1しか伝わらなくてもです。
そんな方々に「もっと犬を知ってもらう」「犬と共に楽しむ生活を送って欲しい」との思いから
記事の内容も、そういう方向に変わっていきました。

この国の飼育環境を良くして行くには、いったい何から始めれば良いのか
そして私は何が出来るのか、私なりに随分と悩んできました。
愛犬との問題について、専門家に相談したり、しつけ教室に通うなどなさる方は
解決の可能性がありますが、そうできない人たちの数の方がずっと多いのが現況です。
日本ではまだまだ「訓練」=「犬を支配する」という考えの方が沢山いて
しつけや訓練は犬が可哀想だ・・との思いから我が侭犬を作ってしまい
犬との生活が楽しめなくなった結果、飼育放棄という最悪な結果を招く事も多々あります。
可哀想はしつけの妨げですが、一つの愛情の形です。
そんな人たちを1人でも多く「犬との生活を楽しめる人」になって欲しい。
ほんの少しだけ視点を変えるだけで大きく変わるんです。変われるんです。

まずスタートするに当たっては方向性を模索する手探り状態なので、
普段からお付き合いのある方々にその旨をお話し、
試験的に3月26日にドギーパーティを行ってみました。
(参加頭数16頭 参加人数14名)
そして本格スタートする事に決定しますexclamation×2・・むむむ。頑張らねば・・。ふらふらあせあせ(飛び散る汗)
4月以降はビジター(ゲスト)参加も募ろうかと思っています。


基本は下記の三本柱でスタートします。

ドギーパーティ 
ゲームやレースをしながら気がついたらこんな事が学べていたという
トレーニング嫌いの方の固定観念を変える会

助け合いコミュニティ
不慮の病気や事故によって愛犬との生活に支障が出た時の助け合いコミュニティ

勉強会(予定)
手作り食、犬の学習理論・行動学、バッチフラワーレメディ、Tタッチ、一時預かりの為の勉強会

ホームページの作成にも取り掛かっています。
興味のある方はお問い合わせくださいね!


第一回ドギーパーティの様子   撮影カメラポセイドン父

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下こちらの応援も★⌒(@^-゜@)v ヨロシクネ♪
jack_banner.gif Click hereるんるん



ニックネーム ちはりん at 15:28| Comment(9) | TrackBack(8) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

「絶対にいい事がある」コマンド

「いつ開いても【傘地蔵】なんだけど・・顔(チラッ)」とのお言葉を頂き滝汗・・・。
ジャックの方ばっかり更新していて、こっち全然書いてないじゃん!
というわけで、久々の更新です・・・が少々辛口?(苦笑)

このところ、お馴染みさんのブログで「犬を逃がさない方法」「ダブルリード」
「呼び戻し」などについて論議されている事が多いです。
そこで、思い起こしてみた。

うちって呼び戻しの強化ってやってる??

確かに競技会に出そうと思っていた時期はプロンプトとして
背中を向けて走ったり、後ろにボールを投げたりするし
報酬も、ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=(たらーっ(汗)-_-)/ゼンリョクダッシュ
で戻ってきた時には飛び切り良い物を与え、また、すぐ開放してやる。
でもそれはオビの復習の中でのことで、普段の生活では????
多頭飼いなので、一声「カム!」と言えばわらわら寄ってくるわけだが、
寄って来た所ではなにもあげないし、従って、「早く戻ったから」の図式は崩れるはずなのだ。

で??我が家はどうして「迷子」や「逃走」の心配をした事がないのか。

ちはりんの群れにはコレに従ったら絶対にいい事があるコマンドが存在するのです。
これのお陰で散歩も外出も苦労しないでいる。


「絶対にいい事があるコマンド」とは??
ニックネーム ちはりん at 16:32| Comment(16) | TrackBack(1) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月06日

預かり母デビューです。

このブログを通して散々、犬との接し方や里親会のあり方について書いてきましたが
実際、わたくし、何もしておりませんでした。

昨年末、「来年はこのままじゃいけない・・。」と一大決心。
先日の記事の通り、1階の娘が嫁に行って空いた部屋をリフォームし
千葉ワン様のボランティアのお手伝いを始める事に致しました。

そして、初の預かり犬ジャック(仮名)が我が家に12月29日にやって来ました。
新しく、ジャック専用の預かり日記のブログを立ち上げましたので
お暇な時にでも、お立ち寄りくだされば幸いです。


☆4パピママの預かり日記☆ (画像をクリックしてください)

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ニックネーム ちはりん at 04:24| Comment(7) | TrackBack(4) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

長期放置の理由

先月は随分とまた、放置してしまいました。
ただ放置していたわけではないのですよ〜。
実は娘が嫁に行って空いた1階の和室を洋室に、年の瀬の忙しい時期に
息子と二人(正確には息子の先輩と3人)でリフォームいたしておりました。
業者に頼めって??ちはりんさん、そんなに裕福じゃぁございませんのよ・・・。
本当に本格的にやりましたので、ちょっと紹介してみようかな・・なんて
興味のある方はご覧になってくださいね♪
(画像21枚の大作なので超重いです・・汗)




リフォーム絵日記を見てみる
ニックネーム ちはりん at 22:57| Comment(14) | TrackBack(0) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

あけましておめでとうございます♪

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ニックネーム ちはりん at 02:37| Comment(22) | TrackBack(4) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月03日

ペットショップの日

12月1日の記事でいくつかのコメントを戴きましたが
嫌われるのを承知で少し本日のお題に入る前に前書きさせてください。
記事をアップする際に、「きっと安楽死の部分だけに目が行くだろうな」とは思っていました。
日本の文化・慣習から安楽死の是非はこれからも議論され続ける事柄でしょう。
でも、私はそんな事が伝えたくて西村さんに掲載許可を貰ったわけではない。
アメリカは訴訟国家です。ですから、訴訟の対象にならないよう万全の体制で何事も行います。
実際、安楽死については「やりすぎ」の感もある。
ただ、そういう国家だからこそ生まれている責任の重さという所に目を向けてください。
良い部分に目を向けて頂きたい。
日本で現時点でアメリカ同様のスクリーニング用プロトコルの導入など、無理に決まっている。
文化も慣習も違うのだから。でも、日本独自のスクリーニング用プロトコルは作れるはず。
シェルターという様に西村さんの言葉をそのまま引用しましたが、
日本の動物愛護センターや保健所と照らし合わせて考えて頂きたかった。
現状として、そういう所から里親ボランティア団体はレスキューを行っているわけだし、
動物愛護センターや保健所にだって、低レベルではあるがスクリーニング用プロトコルは存在する。
そこから救えなかった子の行く末は?アメリカと同じでしょう?
だからこそ、今、里親ボランティア団体がすべき事が見えてくるはずです。
救うべき子を救えず、救った子を救いきれず・・という事があってはならないと思います。
それには学ぶべき事が山程あるんです。
受け入れられる、受け入れられないなど関係ない。
今、自分に何が出来るか、何をすべきか、今一度考えてください。
一人一人が動かなかったら何も始まらない。

さて、辛辣な文章はこのくらいにして、セミナーのお話に戻しますね。
細かい部分の指導内容は私なりに消化し、日本の飼い主様や犬に合ったものを試行錯誤し
私の言葉で今後語らせて頂くとして、イアン・ダンバー博士が提唱なさった「ペットショップの日」
というものについて今日は皆様にお願いとともに伝えさせて頂きたいと思います。

ペットショップの日とはなんぞや??
ニックネーム ちはりん at 16:49| Comment(26) | TrackBack(0) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月01日

収穫が沢山あったセミナー

今日はイアン・ダンバー博士のペットドッグ・トレーニングセミナーに行ってきました。
2日間に分けられた今回のセミナー、
今日は「家庭でのトレーニング及び行動カウンセリング、成犬のしつけ教室での教え方」
明日は「子イヌのしつけ教室での教え方」です。
イアン・ダンバー博士の講義内容はDVDも発売されるでしょうし、推奨サイトがありますので
ここで、あれもこれも公表するのは憚れますので、ご質問のある方はメールでも頂くとして^^;

イアン・ダンバー博士の講義終了後の、去年の奨学生の
(Red Herat-SIRIUS 奨学生制度という物があります)西村麻美さんの
2005年APDTカンファレンス体験レポートはとても感銘を受けました。
その中でも、このブログの常連様に読んで頂きたい事柄が
【印象に残ったエピソード】として発表されましたのでご本人の許可を頂き、
以下、掲載させて頂きます。

【印象に残ったエピソード】を読んでみる
ニックネーム ちはりん at 22:18| Comment(14) | TrackBack(3) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月23日

諦めたら、そこで終わり。

ヤフーでブログを開設していた頃からの常連さんで
すずきさんという、ごく一般の飼い主さんがいる。
昨夜、久し振りにすずきさんのブログを見に行って涙がこぼれた。

彼と知り合ったのは今年の7月くらいだっただろうか。
昨夜、記事を読むまで、愛犬はチワワのピース君1頭だと思っていた。
自分なりに試行錯誤しながらピース君をトレーニングする日々の日記は
とても微笑ましく、また、目覚ましい進歩がみられた。
そんなすずきさんに、もう1頭、ばあちゃんの世話する犬がいたのだ。

私はとてもレスキューに関心がある。
世の中には可哀想な犬が沢山、溢れかえっている。
しかし、どの里親団体も、【命を助ける事が最優先】だ。
当り前と言われれば当り前だし、それで助かる命が一つでも増えるなら仕方のない事かもしれない。
虐待にあって来た子、飼育放棄された子、放浪していた子、
トラウマを抱えた彼らは、犬としての喜びや幸せ、楽しみを知らずにいる。
また、レスキュー団体も、1頭1頭の脱感作までは、とてもじゃないが手が回らないのだろう。
(脱感作は一番根気と時間のかかるトレーニングだからだ。)

でも、本当のレスキューって何???

犬には感情がある。喜怒哀楽がある。
都合の悪い時(排泄の失敗や破壊行動、威嚇や攻撃行動など)には犬を擬人化し、
「あてつけ」だの「わがまま」だのという人間の行動を当てはめるのに
ただ食事をし、ただ吠えるだけの犬をヒトになぞって考えてみようとしないのは何故だろう。
もしもこれが人間の我が子だったら、「何か興味の湧くものはないかしら。この子の良い所はどこかしら。
何が不満なのかしら。」ときっと思考をめぐらせて親身になって考えるであろうに、
それをせず、恍惚の犬を作ってしまい、「うるさい」と寒空に出し、「噛み付いた」と言って殴り、
「可愛げのない犬だ」と飼育放棄をする。

私はそうなってしまった犬を1頭でも救いたい。
手放そうと思っている人に「ちょっと待って」と言いたい。
手放されてしまった可哀想な犬に、世の中はこんなに楽しい事が沢山あるよ!と教えたい。
そして、新しい里親さんに渡す前に、一つでも多く怖い物をなくし、
ヒトとのコミュニケーションの仕方を教えてあげたいと思う。

もし、うちの犬は可愛げがないとか、もう成犬だから無理とか思っている方がいたら
どうか、すずきさんの家で7年もの間お散歩が出来ないと思い込まれていたクロの話を読んで下さい。

新すずきさんのブログのkuro!はこちらから⇒クリック!
ニックネーム ちはりん at 03:54| Comment(16) | TrackBack(5) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

気になっている犬がいる

以前からずっとホームページを拝見させて頂いていてとても気になっている犬がいる。
レスキューされて預かり母の所にいる子なのだが、お散歩が出来ないという。
確かに、外で歩けないワンちゃんは最近多いようだ。
だが、大抵は出来ない、歩けないと思っているのは飼い主さんだけで、
少しこちらが対応を変えてやれば、すんなりと出来るようになる。
ただ、その子の場合は少し状況が違う。
預かりさん宅には何頭かの他の犬達もいるから、犬に対してはフレンドリーらしい。
しかし、目新しい物への警戒心が強すぎて、警戒⇒恐怖になってしまい、
過剰なほどに怯えてしまうのだ。

以前、書いた事があるが、脱感作というのは、本当に根気がいる。
恐怖心の克服に、脱感作法と洪水法の二種類が有名だが、
脱感作は少しでもやりすぎると洪水法になってしまい、
もしそれを中途半端でやめようものなら、恐怖心はなくなるどころか、ますます強くなってしまう。
犬の許容範囲を見極める事が、なにより大事だ。
これもリクエストがあったので、後日、また新たにきちんと記事にしようと思っているのだが
我が家の綺羅はとてつもなく色々な物に脱感作の必要な子だった。
犬もダメ、人もダメ、音もダメ、車もダメ、遊べない、歩けない、撫ぜさせない。
人の声も恐いから、褒める事も出来ない。大きな声なんかもってのほか。

犬は恐怖にかられると、咆哮、威嚇、逃走、攻撃等、様々な行動に出るが、
綺羅の場合、何に対しても、逃走後、うずくまってガタガタ震え、食事も取れないという状況だった。
おもらしなんか当り前。綺羅はハウスでホッとすると、とどめに吐くのだ。
あの子が我が家に来なかったら、私はここまで脱感作について勉強しなかっただろう。

我が家に来た当時の綺羅 顔も上げられない。
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芸なんか出来なくてよいと良く人は言うが、犬の自信に繋がるなら教えた方が良い。
犬の自立を嫌がる飼い主さんが多いが、私はそうは思わない。
飼い主に依存させなくとも、信頼関係は築けるし、信頼関係がきちんとしていれば
結局最後は飼い主を選んでくれるものだ。
私は二人の子供を育て上げたが、犬達も人同様に自立・成長させる為、
様々な経験をさせ、自ら考える時間を与え、その子の良い所を伸ばしてやりたいと願う。
綺羅はとても従順で、理解するのにとても時間がかかるが、一度覚えた事は忘れない。
細かい話になるが、脚足停座や対面停座の位置がずれるなどという事もない。
今現在、彼女の逃げ出したくなるほど怖い物はほとんどない。(初対面の大型犬はまだ少し恐い)
ヒッパリッコ遊びも好きだし、撫ぜられるのも好き、車は車窓を楽しんでいるし
他の子を遊びに誘う事も出来るようになった。不審な物音にも経過を見てみると 
怯えて逃走・震える・吐く⇒怯えて逃走・吠える・震える⇒吠える⇒
足元に走り寄る⇒様子を伺う
と、今では通常の反応になった。
一番新しい子で一番お姉さんの飴はまだまだこれからも脱感作が必要だが、不安はない。
どんな状況でも、ワクワクキラキラした瞳でいられるような犬にしてやりたい。
いろんな物を楽しめる犬にしてやりたい。

本日の綺羅さん。 「ママ、まだパソコン終わらないの?」
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お外は楽しい♪
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仲間との追いかけっこは楽しい♪
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ニックネーム ちはりん at 10:28| Comment(10) | TrackBack(1) | ママの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする